第四性病による発疹や淋病について

性行為が原因となって感染しやすいとされている性感染症にはさまざまなものがありますが、かつてはその代表例として、梅毒、淋病、軟性下疳といった、3つの病気が知られていました。そのほかにも、第四性病などとよばれるものがありますが、これはさきに挙げた3つにつづいて、4番目に発見されたという意味合いをもって、第四性病とされているものです。第四性病は具体的には性器に近い部分のリンパにできる肉芽種のことを指しています。
このなかでも淋病は性風俗店などをひんぱんに利用する男性には特に生じやすい病気であって、他の性病にありがちな発疹や発熱などの外からわかる症状はないものの、性器から黄色または白色の分泌物が出るとともに、排尿のときにはげしく尿道が痛むという特徴をもっています。逆に、この淋病は女性が性行為で原因菌に感染したとしても、あまり重大な症状になることは少なく、場合によってはオーラル行為でのどの腫れのような、一見すると性感染症とはわからないような症状としてあらわれることもあります。
また、第四性病のほうについては、初期の段階では陰部に小さな発疹があらわれることがあり、数日で発疹がなくなって安心しきっていると、数週間してからリンパが腫れるという、フェイントに近い症状が出ることも多いもので、警戒が必要です。
いずれにしても、このような性感染症の症状が出た場合、放置するとさらに重大な病気を併発してしまうこともありますので、すみやかに病原菌やウイルスの勢力を排除しなければなりません。そのため、一般的には医師に相談の上で抗生物質などの強めの薬を服用して、これ以上病原菌やウイルスが体内で増えたりしないようにするといった手段がとられます。