婦人科人間ドックと淋病・日本せい感染症学会の活動

人間ドックでは性病の検査も扱っています。
女性ならば、婦人科人間ドックという女性専用の検査を受ければ、他の病気と一緒に調べることが可能です。
血液検査では、肝機能からC型肝炎、B型肝炎が調べられます。その他、梅毒、エイズ、クラミジア、淋病も調べることが可能です。婦人科人間ドックでは、子宮がん、卵巣がん、乳がん、骨粗しょう症、高脂血症、など女性特有の症状もまとめて調べることができるので便利です。
淋病は、淋菌という細菌が感染して起こります。日本では1999年以降増加傾向にある感染症で、若者の感染者数が増えています。
女性が淋病にかかると、感染から2~7日潜伏した後に子宮頚管炎を生じます。膀胱炎や膣炎のリスクもありますが、これらの症状は軽く、見過ごされてしまうこともあります。
子宮頸管炎を発症すると、おりものが粘液状になり、膿のような分泌物が出ます。しかし、ほとんどの人が自覚症状があらわれません。
淋菌をそのまま放置してしまうと、管内に感染拡大して、骨盤内炎症性疾患、咽頭炎、直腸炎などを引き起こす危険性もあります。さらに炎症が広がると、卵管不妊症や子宮外妊娠など重い症状を起こしてしまう危険性があるので、注意が必要です。
日本せい感染症学会は、性病による感染に関する問題の研究の状況、治療法、予防対策、などの普及と啓発を目指している機関です。
日本せい感染症学会では、エイズ学会などと合同のシンポジウムを開催していることもあります。国際的なイベントを開いていることもあるので、世界の性病状況についても詳しくなれます。性病についての正確で新しい情報を調べたいのならば、日本せい感染症学会が発信している情報を確認してみると良いでしょう。